イライラしたり,おこりっぽい子への「おにぎり顔」を使った支援

最終更新: 2019年3月16日

イライラしやすい子や、怒って爆発してしまう子への指導では、

怒りの感情を温度計や五段階で表す課題を行うのが、一般的かと思います。


あくとえいとでは、そんな時も、おにぎり顔を使います。


温度計や五段階と違うところは、子どもたちが自分で感情の強度を決めるところです。

集団で行う方法と個別に行う方法をご紹介します。


集団で行う場合

いい状態の時の顔〜一番怒った時の顔まで、5種類の顔を選びます。難しければ、3種類でも4種類でも構いません。

次に、自分が思う怒りの強さの順番に顔を並べて画用紙に貼ります。


まず、ここまでが第1のポイントです。

人によって選ぶ顔や、並べる順番が違うんです。オーダーメイドの感情バロメーターの完成です。


顔を貼ったら、横に、「どんな時にそんな顔になるか」と、「そんな顔になったときは,どうすればいい状態の顔に戻れるか」を考えて書きます。

完成したら、班やクラスで共有します。


ここが第2のポイントです。

共有することで、お互いの理解が深まります。

それから、自分もそういうことある!と、新たな自分発見につながることもあります。

共感してもらえることで、イライラしたり怒ったりすることが悪いことではなく、誰にでも起きる気持ちなんだと知ることができます。


個別に行う場合

やり方はたくさんあるので,一例をご紹介します。


まず,その子がイライラしてしまう場面(活動)をとりあげ,その時のかおについて,理想の顔(にこにこ)~イライラMAXの時までの顔をいくつか選びます。


次に,自分が思う怒りの強さの順番に顔を並べて画用紙に貼ったら,「その顔になったとき,自分がどうなるか(顔が赤くなる,落ち着かなくなってくるetc)」と「その顔になったとき,先生になんて伝えるか」を考えて,各おにぎり顔の横に描きます。


イライラしてしまう場面(活動)の前に,このバロメーターを見返して,どういう状態になったら先生に伝えるのかを確認します。

バロメーターを持っているだけで,イライラせずに乗り切ることができる子もいます。


イライラする前に自分で気づいて止めることができるようになり,「イライラする→怒られる」という悪循環から脱出できた子もいます。


イライラしてしまった場合でも,「今どの顔になっているか教えて」とバロメーターを見せて考えさせ,顔を選ばせることで,クールダウンできる子もいます。



気持ちをを押さえつけて切り替えるのではなく,自分の気持ちに付き合いながら気持ちを切り替えられる教材として使って頂けたらと思っています。





#子どものイライラを早く静めてあげたい

#怒りをコントロールする方法

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