ふざけあっているうちに,喧嘩になる
些細なことがきっかけでトラブルになる
嫌なことがあった時に,突然,周囲が驚くような行動をとる
そんな子どもたちを中学校でよく見かけます。1年生に多いのではないでしょうか。
そこで,あくとえいとでは,中学生向けの気持ちのバロメーターの教材を作成しました。『気持ちのバロメーターを作ろう 喜怒編』です。
![](https://static.wixstatic.com/media/f8c6c6_26b76bb5ef874c32aa752494f133a4d6~mv2.jpg/v1/fill/w_980,h_735,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/f8c6c6_26b76bb5ef874c32aa752494f133a4d6~mv2.jpg)
① 最初に楽しい気持ち(大中小)とイライラした時の気持ち(大中小)のおにぎり顔を選び,貼ります。
② それはどんな時で,その時に自分がどんな行動をとるかを書きます。
ここで班の人と相談しながら,自分の怒りの傾向(キレるポイント)を考えさせたいところですが,友達のキレるポイントを知ることで,「ちょっとおこらせてやろうぜ」なんて,わざと友達の
「キレるポイント」を実践するようなことが起きてはいけないので,ここはあまり深めずに次に進みます。
③ イライラした時に気持ちを落ち着かせるための,「おすすめの方法」を書きます。
実際に実践している「気持ちを落ち着かせる方法」を聞いてしまうと,あまり望ましくない方法を書いてしまうかもしれないので,ここは,あえて「おすすめの方法」とします。
④ 班の人が書いた「おすすめの方法」についておにぎり顔を使って評価をします。
「おすすめの方法」は特にないと書く生徒が何人か出ますが,その場合でも,班の人たちから「なるほど~」と共感的な評価がもらえます。生徒にとっての「安心安全な学級」作りに不可欠な要素です。
⑤ 班の人の「おすすめの方法」のうち,真似してみたいと思ったものを書きます。
⑥ イライラした状態にならないために,普段からストレスをためない生活をしましょう!ということで,最後にそのための【黄金のルール】を確認します。
「自分の考えを友達から評価してもらう」ことと「最後に黄金のルールを伝える」ことが
あくとえいとのプログラムの最大の特徴です。
これからも,少しずつ教材を増やしていきたいと思います。
いつも協力して下さる先生方に感謝!感謝!です。
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