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執筆者の写真Kumiko Matsumoto

おにぎりトーク


先週から,中学校での校内研修をハシゴしています。

テーマは,「主体的・対話的で深い学びを実現するための学級作り」。


その中で,ACT8の「おにぎりトーク」を体験して頂くのですが,


最初は,「むずかしいなぁ・・・」なんてささやき声が聞こえてきます。

でも,それもつかの間。気づくと全員が笑顔!!研修会の雰囲気がぐっと良くなります。


やり方は簡単で,

まず,おにぎり顔一覧から「夏休み中,こんな顔になりました」という顔を選ぶ。

次に,「私はこの顔になりました。理由は・・・」と夏休みにあったエピソードを話す。


たったこれだけなのですが,まず,おにぎり顔を選ぶ段階で,表情がほころんできます。


スピーチや自己紹介では,ポジティブな話をしなければいけないような気がしてしまいます。でも,おにぎり顔を使うと,びっくりした顔や怒った顔など,いろいろな表情(気持ち)を選ぶことができるので,思いがけないエピソードを聞くことができます。


おにぎり顔を見ながら話を聞くので,どんなジャンルの話をするのか見通しが持ちやすかったり,話す方も,話がブレずに済んだり。


一人が話し終わるたびに,自然と拍手がおきるグループもあります。



研修から数日後,「実際にクラスでやってみた」という先生から,

『うちのクラスにおにぎり顔ブームが来ました!』とうれしい報告を頂きました。


おにぎりトークの良いところは,他にも色々あるのですが,また別の機会に。




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