子どもたちは,大人から怒られる・怒られていると誤解しやすい傾向があります。そして,怒られていると思った時点で,気持ちを言葉にすることは難しくなります。
「何か困っているの?」
聞いても答えられない子どもたちには,子どもたちなりの理由があります。
困っていると知っているのに質問をしてくる先生・・・。怒ってるに違いない。意地悪をしているに違いない。そんな風に考えているのかもしれません。
そこへ,とどめの一言。
「おくちで言わないと,先生分からないよ」
なんとなく,怒られているような雰囲気が確信に・・・。言葉で言えるように育ってほしい。そんな先生の気持ち,子どもたちには伝わりません。
そんな時は,ハテナマークが書いてある38番の「おにぎり顔」が役に立ちます。
38番のイラストを見せながら,こんな風に伝えます。
「何に困っているのか,分からないから教えてほしいんだ」
途端にイラストをちらっと見て,しっかりと何に困っているかを話し出す・・・。そんな場面を何度も見てきました。
是非,一度お試しください。