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【3できメソッド】
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【寄り添いマインド】で

先生も子どももHAPPYに

発達差や能力差が大きいクラスでも,集団と個の両方を大切にできる

保育園から高校まで共通して使えるメソッドと徹底的に子ども主体を実現できるマインドで,社会に思いやりの連鎖を起こしたい

なぜ【3できメソッド】×【寄り添いマインド】で保育・教育現場がHAPPYになれるのか?

3できメソッド​とは

3できメソッドとは,「分かってできる」「自分でできる」「選んでできる」の3つの「できる」を,子どもたちに意図的に仕掛けていく保育・教育の手法です。

就学前機関では,3できメソッドを取り入れることで,自分の意見をしっかりと持ち,遊びに打ち込める子どもたちが育っています。小・中学校では,授業になかなかやる気をもって向かえなかった子たちが,目を輝かせて参加できるようになりました。

​そしてなによりも,実践された先生方が「保育が楽しくなりました」「生徒の反応がいいね」などと言ってくださっています。

HAPPYになれる理由その①
現場で発見した手法だから​,再現しやすく,忙しい先生でも効果を出せる

私はこの3できメソッドを,巡回相談員として保育園や学校で保育中や授業中の先生と子どもの関係を観察する中でみつけました。

きっかけは,手遊びをしてしまう子がいる授業や教室を飛び出してしまう子がいるクラス,喧嘩やいじめがあるクラスなどがある一方で,一人ひとりが生き生きと授業や全体活動に参加しているクラスにしばしば出会ったこと。

 

私は,なぜこのような違いが生じるのか,ひたすら観察を続けました。

その結果,子どもたちの年齢や活動内容に関係なく,子どもたち「全員」が生き生きと参加することができている授業や保育場面(特に集団活動)には,「分かってできる」ための工夫「自分でできる」ための工夫「選んでできる」ための工夫がなされていることに気がついたのです。

現場で見つけたメソッドだから,スムーズに導入して頂けます。

また,導入事例もたくさん積み重なってきているので,どうすれば実現するのかと一から考える必要がありません。

HAPPYになれる理由その②
徹底的に子ども主体を実現するメソッドだから,子どもも先生も笑顔になれる

3できメソッドの「分かってできる」と「自分でできる」を実現することは,保育・教育環境のユニバーサルデザイン化を加速することでもあります。

先生の話を聞き漏らしてしまう子がいたとします。話を聞いていない方が悪いとか,話を聞けないと将来困るからと,話を聞いていない子どもが悪いことにしてしまえば,その子はずっと責められ続けてしまいます。

 

でも,その子が話を聞き漏らしてしまう原因が,話をする先生側にあるとしたら?集中しにくいお部屋の環境にあるとしたら?

実は,私たち大人の日常生活には,「思わず話を聞いてしまう」工夫が随所にちりばめられています。子どもたちが相手だと,話を聞きなさいと注意してしまうことが多いですが,相手が大人だと,話を聞かないことを責めるよりも,聞きやすいように工夫することが当たり前になっているのです。

たとえばテレビCMでは,「ビズリーチ」や「オペンホウセ」など,何かは分からなくても,耳に残ってしまうフレーズで溢れています。各企業は,CMを聞き漏らす視聴者を責めるのではなく,思わず耳に残ってしまうように工夫をしているのです。

このような問題の原因が個人(この例は子ども)にあるという考え方を個人モデルと言います。それに対して先述のCMの例ように原因を個人ではなく環境(伝え方)にあるとする考え方を「社会モデル」と言います。

 

これからの時代は,「社会モデル」で考えていくことが求められています。3できメソッドを取り入れることで,「社会モデル」で考える習慣が私たち大人側に備わっています。

HAPPYになれる理由その③
就学前機関から学校まで連続して使えるメソッドだから,子どもの学びの連続性をサポートできる

私は巡回相談員としての仕事を,小・中学校の訪問からスタートさせました。また,特別支援学校高等部の就労支援に携わったり,大学で講義を行ったりしています。そのため,巡回相談では,その先の学校教育,さらには就労に向かうのだという視点で子どもたちの観察を行い,先生方との作戦会議に挑んでいます。

 

特に,保育園や幼稚園,子ども園を訪問した際には,卒園後の学校教育を意識し,思考力・判断力・表現力に繋がる活動であるか,子どもたちが生活や遊びを自分ごととして主体的に取り組んでいるかといった視点で,観察,助言を行っています

3できメソッドは,子どもたちの「分かった」(分かってできる)「自分でできた」(自分でできる)「意見を尊重してもらえた」(選んでできる)を大切にしています。

中でも,私は「選んでできる」体験を重視しています。3できメソッドのオリジナルツールを使って先生が選択肢を示すと,子どもたちはまず,どれがいいか考えます(思考力)。考えた結果,判断をして(判断力)ツールを使って自分の選んだものを伝えます(表現力)。

保育園や幼稚園において,日々このような取り組みを積み重ねることで,最終的に子どもたちは,ツールがなくても自分の意見を持ち,皆の前で自信を持って自分の言葉で意見を伝えることができるようになります。

​小・中学校での学びの準備が整うのです。

同様の「選んでできる」体験を授業用にアレンジしたものを,取り入れてくださっている中学校があります。3段階のめあてを提示するという方法なのですが,めあてを選べることで,子どもたちは授業の内容が自分ごととなり,ワクワクと参加するようになります。

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